地方ばかりでなく都会の郊外でも空き家が目立ちます。
職住接近の便利な都心居住の共稼ぎ世帯は、いくら環境が良くても1時間半通勤の地に引っ越しません。
特にバス便郊外ニュータウンは不可能です。
親世代は郊外一戸建てに取り残され、家はいつか「空き家」に・・・。そして、誰も相続したくない・・・。
嫌な言葉ですが「負動産」。
タダでも引き取り手がなく、おカネを支払って引き取ってもらうようになります。
相続すると年10万円の固定資産税の負担です。
更地にすれば住宅用地でなくなり、固定資産税は6倍になります。
だから「空き家」のまま放置・・・。これがマンションであれば、さらに「管理費」と「修繕費」までかかります。
時と場合によっては、相続放棄をします。そして「所有者不明土地」になります。
そしていよいよ800万人とも900万人ともいわれる団塊世代が、大阪万博が開催される2025年に一斉に75歳になります。
そう、この団塊の世代の相続が始まればどうなるの か・・・?心配ですね~。