消費税8%増税は2014年4月。
増税後の景気急落 に慌てた政府は、「旧住宅エコポイント」を「省エネ 住宅ポイント」として、2015年3月開始で復活させました。
当時は国の補正予算で805億円。
今回は事前スタートで予算1300億円。
消費税10%後の新築住宅取得とリフォームにはポイントです。
ポイントは様々な商品に交換でき、「ふるさと納税」のような感覚での商品選びになりそうです。
「次世代住宅ポイント」は新築住宅なら最大35万ポイント。
「エコや耐震等一定性能の新築住宅」は30万ポイントで、「長期優良住宅」や「低炭素住宅」なら35万ポイント。
「旧耐震から建替」で15万ポイント。
「ビルトイン食器洗機」や「浴室暖房乾燥機」で1.8万ポイント、「各戸宅配ボックス」で1万ポイント等々。
合計で上限35万ポイントです。
「リフォーム」なら最大30万ポイント。
「若者世帯や子育て世帯の住宅購入に伴うリフォーム」は最大60万ポイント。
リフォームは賃貸住宅も対象です。
窓交換はサイズごと、屋根断熱、節水型トイレ、手すり等にも各ポイント。
中古住宅購入後のリフォームはポイント2倍です。
2019年10月以降引渡で消費税10%を払うものが省エネ住宅ポイント対象です。
2019年3月請負契約締結で着工10月なら消費税8%ですが例外的に対象です。
予算を使い切れば打ち切り(前回は予定を 1ケ月前倒終了)です。
ポイント交換商品は省エネ・子育て・地域振興等で幅広く、ソニーのPlayStationはリチウム電池がリサ イクル可能なので省エネだからと、前回は対象でした。
地域振興なら、ふるさと納税並みに牛肉果物も対象でしょう。
ただ前回はOKだった商品券や追加工事代充当はNGです。
所得制限はありません。
「すまい給付金」との併用も可能です。
他の国の補助金との併用は確認が必要です。
各自治体の補助金との関係は併用可能の見込みですが確認を要します。
「住宅ローン減税」と「すまい給付金」で増税2%分の穴埋め。
その上で「次世代住宅ポイント」のトリプルメリット。
消費税増税、「増税前駆け込み」より、「増税後への買い控え」を心配しなくてはいけないかもしれません。