事業特性とメリット・デメリット⑤

駐車場

駐車場は青空駐車場と立体駐車場とに大別されます。

駐車場利用者に借地権や借家権が発生しないため、ほかの用途への転用がしやすいのが特徴です。

特に青空駐車場は、物納予定地や本格的な有効活用までの暫定利用地とされていることもあります。

自動車が出入りしやすい接道であれば、特に立地上の制約はなく、

立地・利用者の特性により月極か時間貸しにするかを決定します。

立地条件によって収益性は大きく異なります。手軽に始められる反面、税金対策にはほとんどなりません。

メリット

•借金をする必要がない(主に青空駐車場)

•流動性が高く、相続が発生した時などは売却や分割がしやすい

•法的なトラブルが少なく面倒がかからない

•滞納トラブルが少ない

デメリット

•土地の固定資産税や所得税などの優遇処置がない

•土地が更地の評価となるため相続資産の圧縮対策にはならない