平成の不動産市場は、
(1)透明になり、
(2)金融市場と直結し、
(3)プライベートからパブリックになりました。
山一證券、長銀が破綻。ハゲタカが日本買い叩く1998~99年。
「米国流(≒グローバルスタンダー ド)」が流行しました。
米国の不動産王サミュエル・セル氏。
「米国では金融危機を経て不動産がプライベートらパブリックなものに進化した」
ペプシ片手に白いシャツにノータイ。洗いざらしのジーンズ。社内はネクタイ禁止だとか。
でも投資スケールの大きさ、不動産への考え方の深さに驚愕します。
問題物件を標的に「墓場のダンサー」と呼ばれた成上り不動産王。
リーマン直前2007年2月に運営する米国最大REITを4兆円で売り抜けます。
フォーブス誌番付世界158位の大富豪。
両親は杉原千畝氏発行ビザで救われたユダヤ人。
(日経産業新聞2007.4.9)