なぜ共有になってしまうのか?

財産を分割するに当たり、積極的に共有にすることは少ないと思います。

あえて自分以外の人間との共有を望むことはないでしょう。

共有はいわば窮余の策として、仕方なくせざるを得なかった結果なのではないのでしょうか。

では、なぜ望まないのに共有になってしまうのでしょう。

共有は総ての権利と義務が、共有者全員で持ち分による平等になっている状態です。

これなら全員が不平や不満を言えないからでしょう。

言ってみれば、「とりあえず共有」にしておこうと言う安易な発想なのです。