アパート販売で東証1部TATERUへの業務停止命令が出ました。
2015-18年で336件の不動産取引。 借入希望者の預金残高の水増し等不正が見つかりました。
国土交通省は業務停止命令へ。(日経 2019.06.18)
AさんはTATERUの指示に従い、預金をネット口座に集めスクリーンショットを撮り、
別のネット口座に全額移し撮り、更に別のネット口座に移し撮ります。
3行計で残高は500万円。銀行融資の審査通過。
スルガ発覚後なのに更に2棟目。Aさんの口座にTATERUから前家賃670万円が入金され同様3行で撮り計1500万円の自己資金です。(家主と地主 2019.01)
TATERU社のある小口化商品(アパート)は1口1万円6195口、利回り3%。
1万円からの不動産小口投資。通常不動産なら5年とか10年なのにこの小口化商品は期間3ケ月です。 3ケ月で満了し物件売却。
一棟物購入見込客を小口購入者から探すため小口化商品を売ったのでしょう。
購入者に「契約書送りましたが、不明点はありませんか」と電話してそこで「一棟物件いかが…この物件も」と営業できます。
6195口の小口客の一人に3ケ月後の物件一棟を売ればいいだけ。自己資金はスクリーンショットだし。
「インベスタークラウド社が小口化商品に期待するのは潜在顧客の掘り起こしから本業のアパート販売につなげること」
(全国賃貸住宅新聞2017.3.20)
だから「期間3ケ月」。見込客確保と物件確保とを同時進行させました。