3度目のこれで有象無象が一掃されて?

1990年、バブル潰しの不動産融資規制。

当初の声には、「地価暴騰に踊った有象無象の悪徳業者が一掃され、マーケットは正常になる」

旧財閥等のエスタブリッシュメント層は、成り上りバブル紳士がよほど目障りだったのでしょう。

2008年、リーマン破綻で不動産資金の出し手の外資が総引き揚げ。

その結果、飛ぶ鳥を落としたカタカナ不動産会社が壊滅。

先のエスタブ層からは、目障りな連中が消えて「これで有象無象の悪徳業者が一掃され・・・」の声。

そして、今年2018年、かぼちゃの馬車&スルガ銀行、「ぼくでも瞬速10億円」のサラリーマン投資家やその周辺業者が消滅

今回も「これで有象無象が・・・」の声。

前2回は不動産崩壊のプロセスでした。

今回の影響は今のところ極めて局地的です。

ただ、低金利による銀行の収益悪化とあいまって、これは何らかのシグナルなのかもしれません。