「競馬で大穴当てて税金を申告する人はいるの?」
「税金を払うのは徳光さんぐらいさ!」
飲み屋でのオジサンたちの会話です。
オジサン世代のあこがれとも言うべき日テレ元アナウンサー徳光さん、大穴的中を自らマスコミ公開、公開したから仕方ないと申告しました。
ただ、飲み屋のオジサンの見解は正解です。
「競馬競輪など公営ギャンブルで1,000万円以上の高額な払戻金を得た人の大半が税務申告していないことが会計検査院の調べで分かった。」
(日本経済新聞)
ギャンブル主催者からの聞き取りで、2015年に1回払戻金1,050万円以上は530件127億円。
同年の申告実績で同金額払戻金の申告は50数件20億円です。
確かに9割が無申告。
しかし、何と50人もが納税(10人中1人もが申告納税)。
何と納税意識が高い国なのか・・・?
今はSNS時代。大穴的中を思わず公開して仕方なく…という芸能人も多いようです。
寝屋川市48歳の元税務室課長は、5レースの1着すべて当てる「WIN5」を2回的中(驚)。
払戻金1.6億円(驚)。
ただし、元税務室課長にもかかわらず無申告がバレて「懲役6カ月。執行猶予2年、罰金1,200万円。」
更に、「納税者の規範となるべき役職の職員が多額の脱税行為…大変遺憾」と懲戒免職。
大穴的中はその人生に幸か不幸か・・・。
(出典:朝日新聞2018.5.23)
話は変わりますが、共同購入で宝くじを購入し、10億円当ったならば代表者一人で10億円取りに行き、
その後に共同購入者に配分すると、「代表者から他の購入者へ贈与」とされる可能性があります。
全員で受け取りに行き、受取人欄に全員の名前を書くと、それにより一人一人が受け取ったことなり贈与税は係りません。
大穴が当たったり、宝くじを買ってもいつもはずればかりな私は、確かに幸せなのでしょう
(幸せは、いつも自分の心が決める(相田みつを))。