2007年、「消えた年金」で第一次安倍政権は参議院選挙に惨敗。
おそらく安倍首相は「年金」について苦い思い出を持っていると思います。
そして、2019年の6月は参議院選挙前、「あと2,000万円」問題の報告書・・・。
地元に帰った先生方は、 「私、2,000万円なんてないよ!」の大合唱。自民党 には厳しい選挙戦になりそうです。
高齢者世帯の月額収入は21万円(うち年金は19万円)で支出は26万円。
毎月5万円のマイナスです (夫65歳以上、妻60歳以上の高齢夫婦、無職世帯)。
「高齢夫婦無職世帯の平均的な姿で見ると、毎月の赤字額は5万円・・・。
赤字額は自身の保有金融資産から取り崩すことになる・・・」
「不足額が月5万円なら、20年で約1,300万円、30年で約2,000万円の取り崩しが必要。」
平均寿命(0歳時における平均余命)は、2017年では男性81.1歳、女性87.3歳です。
今から67年前の1950年の平均寿命は、男性58歳、女性61.5歳。
サザエさんの波平は54歳、定年55歳ならわずか3年だけ。3年なら老後資金は不要です。
今は60歳定年、81.1歳まで21年です。
さらに、今の60歳はほぼ半数の46%が90歳まで生き、1/4の25%が95歳まで生きます。
60歳から90歳 まで30年生きると2,000万円不足します。
健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されず生活できる期間)は、男性72歳、女性75歳。
以降は働けず、稼げず、日常生活が難しくなるかもしれません。
65歳における金融資産の平均保有状況は、夫婦世帯2,252万円、単身男性1,552万円、単身女性1,506万円・・・。
2,000万円ならなんとかなりそうで す。
しかし、60歳代で金融資産なし29.3%・・・。3割の世帯で蓄えゼロ・・・。
そのゼロ世帯を含めて金融資産平均値は1,509万円です。
しかし、これはあくまでも平均値で、中央値は650万円。
一部の資産家が平均値をひっぱりあげた結果の1,509万円で、2,000万円まで491万円ですが、
中央値の650万円であれば2,000万円まで1,350万円と深刻です。