ドイツのアーヘン市が滞納者から差押えたのは、家族同様の1歳の愛犬「エツダ」。
ネットオークションで「血統書付の可愛いメスのパグのセール!」10万円で売却。
市は、「差押えと売却は合法である!」。
公売で売られてしまった愛犬、買主の心情を思うと複雑です。
動物は「動産」です。国税徴収法の差押禁止財産でもなく、日本でもその気になれば・・・。
前橋市は年金生活者の滞納固資税2,000円の差押処分。
2016年4月14日の預金残高は465円。
翌15日に年金が入金して9万円に。その15日に2,000円を差押。
年金は差押禁止ですが振込先預金は単なる預金。
(東京高裁判決(2018.12.19)、差押処分は有効。
年金を狙ったと認められないとの判決です。
まさに時代劇の「悪代官」を連想させる差押えの光景ですが、
いずれにしてもドンドン厳しくなっていく徴税に背筋が寒くなっていきます(怖)。