スルガ銀行の自己資本比率と預金流出!

スルガ銀行の自己資本比率と預金流出!

「偽装が一切ない案件は100件中あって1~2件」

2018年6月の自己資本比率12%、自己資本3,283億円です。

保つべき4%基準は1,080億円です。余裕のようにも感じますが・・・?

しかし、投資向け融資残は1.9兆円です。

その1割の1,900億円を引当てると自己資金減で残1,383億円。4%は目前。

そして預金流出中です。2018年3月の預金残高4.1兆円が6月に3.9兆円へ。

地域密着の他の地銀のような預金の粘着性がありません。

11月14日に中間決算を迎えました。

2019年3月期中間決算の経常損益は▲834億円、事前の会社側の予想値1,700億円を下回る水準。

また同日発表された業績予想によると通期の経常損益は前回予想365億円から下方修正され、▲755億円を予想。

株価は、年初来高値:2,569円(2018.01.10)、年初来安値:476円(2018.10.26)、2018年11月21日午後2時半:548円。

「悲観で買って、楽観で売る!」

最安値が買う度胸があった人は15%戻したとはいえ、最高値で勝った人は▲80%・・・。

(株ってホントに恐ろしい・・・)

3度目のこれで有象無象が一掃されて?

3度目のこれで有象無象が一掃されて?

1990年、バブル潰しの不動産融資規制。

当初の声には、「地価暴騰に踊った有象無象の悪徳業者が一掃され、マーケットは正常になる」

旧財閥等のエスタブリッシュメント層は、成り上りバブル紳士がよほど目障りだったのでしょう。

2008年、リーマン破綻で不動産資金の出し手の外資が総引き揚げ。

その結果、飛ぶ鳥を落としたカタカナ不動産会社が壊滅。

先のエスタブ層からは、目障りな連中が消えて「これで有象無象の悪徳業者が一掃され・・・」の声。

そして、今年2018年、かぼちゃの馬車&スルガ銀行、「ぼくでも瞬速10億円」のサラリーマン投資家やその周辺業者が消滅

今回も「これで有象無象が・・・」の声。

前2回は不動産崩壊のプロセスでした。

今回の影響は今のところ極めて局地的です。

ただ、低金利による銀行の収益悪化とあいまって、これは何らかのシグナルなのかもしれません。

競馬で大穴当てて税金申告する人はいるの?

競馬で大穴当てて税金申告する人はいるの?

「競馬で大穴当てて税金を申告する人はいるの?」

「税金を払うのは徳光さんぐらいさ!」

飲み屋でのオジサンたちの会話です。

オジサン世代のあこがれとも言うべき日テレ元アナウンサー徳光さん、大穴的中を自らマスコミ公開、公開したから仕方ないと申告しました。

ただ、飲み屋のオジサンの見解は正解です。

「競馬競輪など公営ギャンブルで1,000万円以上の高額な払戻金を得た人の大半が税務申告していないことが会計検査院の調べで分かった。」

(日本経済新聞)

ギャンブル主催者からの聞き取りで、2015年に1回払戻金1,050万円以上は530件127億円。

同年の申告実績で同金額払戻金の申告は50数件20億円です。

確かに9割が無申告。

しかし、何と50人もが納税(10人中1人もが申告納税)。

何と納税意識が高い国なのか・・・?

今はSNS時代。大穴的中を思わず公開して仕方なく…という芸能人も多いようです。

寝屋川市48歳の元税務室課長は、5レースの1着すべて当てる「WIN5」を2回的中(驚)。

払戻金1.6億円(驚)。

ただし、元税務室課長にもかかわらず無申告がバレて「懲役6カ月。執行猶予2年、罰金1,200万円。」

更に、「納税者の規範となるべき役職の職員が多額の脱税行為…大変遺憾」と懲戒免職。

大穴的中はその人生に幸か不幸か・・・。
(出典:朝日新聞2018.5.23)

話は変わりますが、共同購入で宝くじを購入し、10億円当ったならば代表者一人で10億円取りに行き、

その後に共同購入者に配分すると、「代表者から他の購入者へ贈与」とされる可能性があります。

全員で受け取りに行き、受取人欄に全員の名前を書くと、それにより一人一人が受け取ったことなり贈与税は係りません。

大穴が当たったり、宝くじを買ってもいつもはずればかりな私は、確かに幸せなのでしょう

(幸せは、いつも自分の心が決める(相田みつを))。